宝石セッティングの高度な技術
初めてダイヤモンドを隙間なくセッティングした文字盤を採用した、「ダズリング・ランデヴー」コレクションの新作モデル「ダズリング・ランデヴー・ナイト＆デイ」。文字盤の中心から放射状に広がるグレインセッティング（掘り留め）のダイヤモンドが特徴だ。何百個ものダイヤモンドを、目立たない小さなゴールドのビーズ（丸い爪）で固定したシンメトリーのパターンは、メティエ・ダール工房で働くジェムセッターたちの高い技術を証明している。文字盤とケースには、58時間もの時間をかけて合計590個（約4.67カラット）ものダイヤモンドがあしらわれている。
「ランデヴー・ダズリング」コレクションは、ベゼルに108個のダイヤモンドがセッティングされており、36個の石がセットされた外側のリングは、プロング（またはグリフ）・セッティングによって、この煌びやかな円形に優雅な質感を作り出している。ケースの仕上げとして、巻き上げリュウズにはインバーテッド ダイヤモンドが、4つのラグのそれぞれには3個のダイヤモンドがセッティングされている。
新しい「ダズリング・ランデヴー・ナイト＆デイ」は、宝石の輝きとコントラストを成す鮮やかなレッドのシャイニーアリゲーターストラップ、またはハイジュエリーのピンクゴールド製ブレスレットを選択できる。2022年にロレックス 時計ダズリング・ランデヴー・シューティング・スターのために初めて作られたこのブレスレットは、ひし形リンクで構成されており、しなやかなリボンのように滑らかにつながり、やさしく手首を飾ってくれる。さらに80時間かけてジェムセッティングが行われたリンクは、ダイヤモンド合計436個（4.87カラット）がグレインセッティングされている。これにより、ハイジュエリーモデルの総ダイヤモンド数は1026個（約9.54カラット）にのぼる。
女性の美学と機械的な洗練の融合
ランデヴーのために特別に製作された数多くの時計製造のコンプリケーションの中で、ナイト＆デイ機構は24時間サイクルを魅力的に表示する。マザー・オブ・パールのディスクが昼から夜へと回転し、ポリッシュ仕上げのゴールドの太陽と三日月が星を背景に交互に配されている。
ダズリング・ランデヴー・ナイト＆デイの36mmケースに収められているCal.898は、自社で設計、開発、製造された機械式の自動巻きムーブメントだ。透明なサファイアケースバック越しには、ブルースクリュー、ペルラージュ装飾、オープンワークのピンクゴールド製巻き上げローターに施されたコート・ド・ジュネーブ装飾など、クラシカルな時計製造のスタイルによる繊細な装飾と仕上げを眺めることができる。
